サマリーとは
サマリーとは記事の要約または抜粋の事で、「すぐ使えるCMS」ではメタタグの description に設定する他、RSSファイルにサマリーを掲載しています。この他、目次に記事のさわりとしてサマリーを表示する事もできます。
初期設定では「記事内容」の先頭から約100字を取り出し、続きがあった場合は末尾に「...」(3点リーダ)を追記していますが、この切り出し文字数や末尾の形式を変更する方法をご紹介します。
設定方法
1. admin/admin.cgi の編集
admin/admi.cgi をテキストエディタで開き、環境変数を変更して下さい。
長さの変更
admin/admi.cgi の 295行目付近に長さの設定があります。全角1文字を 2 と数えて、長さを指定して下さい(下記青字部分)。
#-------------------------------------------[line 260]-->[line 295]--
# RSSの詳細の文字数
#--------------------------------------------------------------------
# RSSファイル等に記載する詳細(サマリー、記事内容の抜粋)の文字数を
# 全角1文字 = 2 の割合で指定します。
# 例)全角 150文字で制限する場合: $conf{summary_length} = 300;
# 500 以下の設定を推奨します。
#
# 0 を指定すると、切り捨てを行わずに全文を掲載します。
$conf{summary_length} = 200;
初期設定の「200」は全角で100文字程度を意味します。例えば全角で約50文字表示したい場合は以下のように変更して下さい。
$conf{summary_length} = 100;
記事内容を全てサマリーとして表示したい場合、および手動編集したサマリーを全て表示したい場合は「0」を設定して下さい。
$conf{summary_length} = 0;
形式の変更
サマリーが $conf{summary_length} の指定で切り取られた時、続きがある事を示すために、初期設定では「...」が最後に追加されます。この表示を変更するには admin/admin.cgi 310 行目付近にある形式の設定を変更して下さい。
なお、設定した文字列は抜粋時に切り捨てた記事内容がある場合にのみ表示されます。元々記事内容が $conf{summary_length} の設定より短かった時は表示されません。
#-------------------------------------------[line 275]-->[line 310]--
# 詳細の後置文字列
#--------------------------------------------------------------------
# 切り捨てた内容がある場合、詳細に後置する文字列を指定します。
# HTMLタグと記事へリンクするためのテンプレート変数が使えます。
# 例)
# $conf{summary_tail} = '...(<a href="%_d_%.html">全文表示</a>)';
$conf{summary_tail} = '...';
記事内容からサマリーを抜粋した後に「(続く)」と表示したい場合は以下のように設定して下さい。
$conf{summary_tail} = '(続く)';
記事ページへリンクをしたい場合
抜粋したサマリーの表示から「続きはこちら」のように、記事ページへリンクする事もできます。この方法は下記ページをご覧下さい。
サマリーの省略「...」からメインページにリンクする方法
2. アップロード
変更した admin/admin.cgi をサーバの同じ位置に上書きアップロードして下さい。
3. 再構築
管理画面の一覧の下にある「再構築(テンプレート変更反映)」ボタンを押して下さい。最新の設定を反映してページが書き出されます。
4. 確認
ブラウザのキャッシュを一旦クリアして表示と動作の確認を行って下さい。
補足:サマリーとHTMLタグについて
サマリーではHTMLタグや改行が全て削除されます。