UTF-8 のテキストファイルから BOM(バイト オーダー マーク、Byte Order Mark)を削除(除去)する方法をご案内します。
BOM とは?
BOM とは、文字コードがUTF-8のテキストファイルに含まれる事がある目には見えない文字列で、CGIプログラムやHTMLファイルに含まれるとエラーや文字化けの原因になるものです。
編集した人は意図しなくても、アプリケーションによっては文字コードが UTF-8 の場合に自動的に BOM を追加するものがあります。例えば Windows のメモ帳を使って UTF-8 のファイルを保存すると、BOM が自動的に追加されます。
BOM の削除方法
使用しているテキスト編集ツール(テキストエディタ)に「Unicode BOMなし」「UTF-8 BOM無し」「UTF-8N」等の形式で保存できる機能があれば形式を選んで保存し直すと、BOM は削除されます。
以下では、オンラインのテキストエディタで BOM を削除する方法をご案内します。手元のテキストエディタではBOM無しでの保存機能が無い場合に使って下さい。
1. バックアップ
念のため、編集対象ファイルをコピーして別の名前で保存して下さい。
2. オンラインツールにアクセス
下記URLのオンラインテキストエディタサイトにアクセスして下さい。
3. 文字コードとファイル選択
オンラインエディタにアクセスすると、ファイルと文字コードを選択する画面が表示されます。
(1) 「charset」(文字コード)のプルダウンメニューから「multilingual(UTF-8)」を選び、(2)「参照」のボタンから、BOMを削除したいファイルを選択して下さい。(環境によっては、ボタン名が異なる場合があります。)