このページでは、今まで「すぐ使えるCMS」が使えていた場所で、何の設定変更もしていないのに以下のようなエラーが出る場合の解決方法をご案内します。
このページで取り扱うエラー
パターン1: 「ロックが取得できませんでした」の表示
今までずっと「すぐ使えるCMS」(旧:「すぐ使えるCGI」)を問題なく使っていたのに、今日/最近 管理画面を開いたら「エラー」「ロックが取得できませんでした。」と表示される。
パターン2: アップロードのエラー
途中までは作業ができるのに、画像やファイルのアップロードをした時(「確認画面へ」を押した時)にエラーになる。
パターン3: 新規登録のエラー
途中までは作業ができるのに、新規登録で「確定」ボタンを押した時にエラーになる。
急にCGIのエラーが出た場合の原因の可能性と解決方法
エラーの原因の可能性は以下の3つあります。順番に、当てはまるものが無いか確認して下さい。
可能性1:サーバまたはネットワークの一時的なエラー
まずはサーバやネットワークの一時的なエラーの可能性があります。ひとまず5分程度間を空けて再度アクセスしてみて下さい。長時間に渡るエラーの場合はサーバのサポート情報などにアナウンスが出る場合もありますので、サポート情報も確認してみて下さい。
可能性2:ハードディスク容量不足
エラーが継続する場合、一番多い原因は、サーバのディスクスペース(保存用スペース)不足です。長期間運用して保存されたデータ量が契約の容量ぎりぎりになってしまうとCGIが安定して動作しなくなります。
下記のような理由で突然容量が不足してしまう場合もありますので、可能性が低いと思っても、念のため容量不足が無いか確認して下さい。
- アクセスが急激に増えた日があり、アクセスログが大量に書き込まれた。
- 間違って大きなファイルをアップロードしてしまった(動画など)。キャンセルしたつもりが、アップロード中途のファイルがサーバに残っていた。
- 現在アップロードしようとしているファイルがかなり大きい(デジカメの設定を変えた、など)。
- ディスク全体の容量には余裕があるが、quota(クオータ、ユーザごとの保存可能容量の制限)による制限を超過している。
ディスク容量確認方法
ディスク容量を確認するには、自社サーバまたは専用サーバの場合はサーバの管理者に相談して下さい。
レンタルサーバの場合はサーバの管理画面などから確認できますので、不足していたら不要なファイルを削除するか、契約を変更して容量を増やして下さい。
可能性3:サーバ側の変更
サーバのメンテナンスやアップグレード等で、設定の変更が必要になる場合があります。この場合はサポート情報などにアナウンスが出ていると思いますので確認して下さい。
特に、Perl のバージョンに 5.8 と 5.10 をまたぐ変更があった場合は、CGI の動作に影響する場合が多いです。