SSL環境(TLS、https、暗号化通信)でも動きますか?

「すぐ使えるCMS」および「すぐ使えるメールフォーム」は多くのSSL環境(TLS、https、暗号化通信)で正常に動作します。

しかしながら、それぞれ以下の制限があります。

「すぐ使えるメールフォーム」のSSL対応

「すぐ使えるメールフォーム」は、特定の方法で設定されている共有SSL環境では管理画面のログイン機能が正常に機能しないことが分かっています(全バージョン)。

サーバのSSLがどのように設定されているかどうかは、通常レンタルサーバ会社は開示していませんので、確認のためにはお使いのサーバのSSL環境で実際にテストをして下さい。これはフリー版でテスト可能です。

対応方法

ログイン機能が正常に動作しない場合、「Basic認証」での代替をご検討下さい。「Basic認証」機能がサーバで提供されているかや具体的な設定方法は、お使いのサーバ会社にお問い合わせ下さい。


Basic 認証 / Digest 認証とは何ですか?

「すぐ使えるCMS」のSSL対応

「すぐ使えるCMS」(旧「すぐ使えるCGI」)の Ver. 3.0 以上 4.4 未満では、管理画面を https(TLS/SSL環境、暗号化通信下)で利用した時に、「ページは完全に保護されていません」などの警告が出る場合があります。これは、ページから読み込んでいる部品ファイル(画像、CSS、JavaScriptファイルなど)のリンクが http:// で指定されているためです。

対応方法

管理画面のテンプレートファイル内に含まれている画像やCSSファイル、JavaScript ファイルへのリンクに http:// で始まるURLが含まれていたら https:// に変更して下さい。また、可能であれば製品のバージョンアップをご検討下さい。

「すぐ使えるCMS」バージョンアップの方法

それでも消えない警告がある場合、警告を無視しても動作自体には問題はありません。

備考:公開されるページについて

上記の問題は「すぐ使えるCMS」(旧「すぐ使えるCGI」)の管理画面についてです。CMSから書き出される公開ページについては、この問題はありません。SSL環境で問題無く閲覧できます。何らかのエラーや警告が出る場合、サーバのSSL設定がうまくいっていないか、画像やCSS、JavaScript ファイルへの http://  でのリンクがページ内に残っている可能性があります。

サーバの問題については、お使いのサーバのマニュアル等をご確認下さい。また、デザインテンプレートファイル内や編集内容に http://  での表記が含まれていないか確認して、含まれていたら修正の上「再構築(テンプレート変更反映)」を行って下さい。

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