従来版(エントリー版)から大容量版への移行方法

概要

「すぐ使えるCMS」(旧「すぐ使えるCGI」)の従来版(税抜 5,000円の製品、エントリー版)から大容量版に製品を切り替える方法をご案内致します。

データの引き継ぎ可否

移行前の製品のバージョンが 3.0 以上であれば、登録済の記事データはそのまま利用できます。データを引き継いで、かつ、移行と同時に異なる製品に切り替える事も可能です。

ただし、データ移行先の大容量版のバージョンが Ver. 4.8 以下の場合は、従来版で登録したデータの「上へ」「下へ」の順番変更ができません。

ライセンスの移行

切り換え前後のバージョン番号を比較して無料バージョンアップができる範囲であれば、従来版のライセンスを利用して差額+交換手数料で大容量版への切り替えが可能です。

詳しくは下記ページをご覧下さい。
製品の交換方法

移行の具体的手順

製品の切り替えは、以下の手順で行って下さい。データを引き継ぐかどうかで一部の手順が異なります。

データを引き継ぐ場合

データを引き継ぐ場合は以下の手順で作業して下さい。Ver. 3.0 以上の製品であればデータの引き継ぎが可能です。

  1. 従来の設置場所のファイルをバックアップ
  2. どこか新しい場所で大容量版をテスト、テンプレート調整
  3. ライセンスの移行手続き(差額のお支払)
  4. 調整したファイルを従来の設置場所に上書き
  5. ライセンスキーの登録

1. ファイルをバックアップ

作業を始める前に従来の設置場所のファイルをバックアップして下さい。もし従来の設置時にファイル名を変更していなければ、以下のディレクトリが対象になります。

admin/
data/
templates/
webdir/

2. 大容量版をテスト、テンプレート調整

従来とは別の場所に一旦大容量版をインストールしてテンプレートを調整して下さい。

登録済のデータを使って表示確認をする場合は、以下のファイルとディレクトリを大容量版の同じ場所にコピーして作業して下さい。

data/article.tsv
webdir/#/  (※)

※ あれば。# は数字。添付した画像やファイルが保存されているディレクトリ。

3. ライセンスの移行手続き(差額のお支払)

設置した大容量版の管理画面から、下記ページの手順で製品の変更手続きを行って下さい。
製品の交換方法

古い製品で交換ができない場合は、新たにライセンスをご購入下さい。

4. 調整したファイルを従来の設置場所に上書き

※ライセンスキーがお手元に届いてから作業して下さい。

2で調整したファイルのうち、以下のファイルを従来の場所に上書きして下さい。必要があれば admin/admin.cgi 内のファイルパスの設定は新しい環境に合わせて書き換えて下さい。

admin/admin.cgi
data/license.dat
templates/ 配下全て

5. ライセンスキーの登録

コピーした管理画面にアクセスして、新しく発行されたライセンスキーを登録して下さい。

これでデータ引き継ぎを伴う大容量版への移行は完了です。

データを引き継がない場合

データを引き継がない場合は以下の手順で作業して下さい。

  1. 大容量版をテスト、テンプレート調整
  2. ライセンスの移行手続き(差額のお支払)
  3. ライセンスキーの登録
  4. 書き出しディレクトリの切り替え

1. 大容量版をテスト、テンプレート調整

従来とは別の場所に大容量版をインストールしてテンプレートを調整して下さい。

2. ライセンスの移行手続き(差額のお支払)

設置した大容量版の管理画面から、下記ページの手順で製品の変更手続きを行って下さい。
製品の交換方法

古い製品で交換ができない場合は、新たにライセンスをご購入下さい。

3. ライセンスキーの登録

大容量版の管理画面に新しく発行されたライセンスキーを登録して下さい。

4. 書き出しディレクトリの切り替え

(データは削除しても)書き出しディレクトリは従来の場所から変更しない場合、設置した大容量版の書き出しディレクトリ(webdir/)を、従来書き出していた場所に変更して下さい。

変更方法は下記ページをご参照下さい。
変更できるファイル名とディレクトリ名

関連記事

「すぐ使えるCGI」(「すぐ使えるCMS」と「すぐ使えるメールフォーム」)のバージョンアップポリシー。